株式市場の中期予測 -7ページ目

「オイルピーク」論争

こちらの記事を見てください。 抜粋内容はこちら↓


安くて豊富な石油は、長年、アクセルをふかしエアコンを回し、世界経済の原動力になってきた。そんな石油の使い放題の時代は終わりに近づきつつあるかもしれない――少なくとも石油業界に詳しい一部の専門家はそう考えている。そうした専門家の予測によると、1世紀以上にわたって増加の一途をたどってきた世界の石油生産量が、今年、おそらくは来年――ほぼ確実なところでここ10年以内――にはピークを迎え、下り坂に転ずるという。


 そしてその後は、ひたすら減少していくと見込まれている。石油価格は一気に上昇し、主な石油消費国は壊滅的なインフレ、失業者の増加、経済不安に見舞われる。プリンストン大学の地質学者、ケネス・S・ドフェイエス教授は「永久的な石油不足」になると予想している。 (続く)


さらに続きはこちら。


先に書いたハバートのピークについて指摘する声はいくつかあるようです。

どういう結末になるのかは分かりませんが、落ちつくまでにはひと波瀾あるはずです。それまでは上がり続けるような気が。


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パイロット(7846)

この間、文房具屋で 「チョークレスボード」 というものを見つけて、

つい衝動買いしてしまった。ボードに書いたり消したりを磁気でやるので、

手で触っても変わらないし、黒板やホワイトボードと違って、

チョークやペンで汚れないというのがないのが売りみたいですね。

chalk

買ったときになんか感動して調べたんですが、

発売元は パイロット(7846) という会社。

典型的な低PER低PBRのバリュー株ですね。

売上げや経常利益の変動もあまりないです。


この製品は2001年に最初のが出てますが、高かったり重かったりで、

今の安くて軽いのは去年の秋くらいからみたいです。

そして、CMは今年の3月から打ち始めたようです。
こういう製品って売れるんですかね?売れると見た場合、

株価の見方が変わると思います。
株価はしばらく35万くらいで推移してたのが、12月に一変。
35万をベースに考えるとPER12倍くらいで、最近のバリュー株の
平均的な位置ということになります。これに10万(+30%くらい)足された形。


文房具セクター 自体上げ気味なので、つれ高なのかもしれないですが、

チャート的には上げ基調。ただ、出来高が極端に少ないんですよね。

1部上場なのに。浮動比率も低くないはずなのに、どうしたことなのだろうか。


そんなことを考えてるうちに、あんまり使い道ないなあという気がしてきた。

モノクロですし。パソコンに接続してとか、そういう拡張性が発揮されれば

用途も広がる気がするんですが。
いずれにしても、この商品がヒットするという観点に立てば、
割安ということになる気がします。私はちょっと見送りですが。


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最近読んだ本「原油高騰でザクザク儲かる米国株を狙え!」

著者: スティーブン・リーブ, ドナ・リーブ, 盛岩 外四
タイトル: 原油高騰でザクザク儲かる米国株を狙え!

タイトル読んだ限り相当アホなんですが、中身はなかなか面白いです。

ハバートの法則というのがあって、ある油井から採掘できる原油の量は、

一旦ピークをつけるとそれ以上取れないそうです。

枯渇するという意味ではなく、最初の頃の勢い良く出てきた頃と違って、

どんどん取りにくくなっていくと。採掘技術はもちろん進んでるんですが、

技術に関わらず採掘量は減っていくらしいです。

米国にも油田があって、かつてはそれで栄えた国なわけですが、

1970年に採掘量のピークをつけています。

今でも採掘されつづけていますが、量で言うと当時がピークだったと。


その一方で、石油に対する需要は増えつづけています。

米国単独でも右肩上がりです。それに、BRICS諸国が入ってきて、

需要は急拡大しています。その一方で、中東産出の原油における

ハバートのピークは、2010年までにはくるだろうと警鐘してます。

需要の減少か代替資源の開発がされない限り原油価格は

青天井になるというのがこの本のメインテーマです。

需要の減少はちょっと考えられないので、どこかが挫折するまで

上げつづける・・という観測になってます。$100はいくだろうと。


サウジアラビアのGDPの推移とか、原油が$2くらいだった頃の話とか、

いろんな分析ものってて面白いです。

AOCHD(5017)をつい買ってしまったのは、

この本に妙に影響されてなんですよね。チャートもいい形ですし。

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5017 AOCホールディングス

半ばお休み宣言みたいのを書いたにもかかわらず、
その後突然いろいろ調べたところにより、
突然株を買いたくなってしまった。
銘柄は5017 AOCホールディングスです。
平均買い単価(手数料込)は1516円。
前場のうちに思い立ってればよかったんですけどね。


チャート的には、週足でみても26週線を支持線にしてます。
で、原油価格と連動しているわけですが、
原油価格もトレンドを維持した動きになってます。
こういう単純な動きが私にとって好みではあります。
確かに今さらってのはあるんですけどね。
去年10月の急騰後の急落を乗りきってトレンドを維持したってのは、
原油相場はまだ続くのかなあと。


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強い相場は

去年までは25日くらいにメガバンクを買って月初めの週くらいに売ってれば
利益が出てました。もっとさかのぼると、マイクロソフトなんかは
90年代、決算から1月位してから仕込みだして、決算の日に売る。
これを3カ月おきに繰り返せば取れるといわれてました。
強い相場って本当はそれくらい単純なんですよね。
弱い相場だと小さな動きをみんなでとりに行くから変な動き方になる。


その辺の動き方も含めて上手に立ち回ればいいんでしょうけど
なんだか嫌なんですよね。神経も使うし、時間もとられるし。

本当はもったまま放っておくという投資をしたい。

その上でリスク除去というのが私のスタイルですが、

どうも最近の投資は忙しいですよね。
その辺も含めてやる気が失せてるところです。

なんていうか、かかなきゃあっていう義務感みたいな部分で書いたような感じです。


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動きにくい

先週の段階でハイテクを中心として上げてくだろうという観測が多く、
そうかもなあと思ってはいたのだが、なんだかモチベーションが上がらん。
結局TOPIXで1150のとこが節になってくだろうし、そこはどうなのかなと。
抜いてくとしたらハイテク主体だろうけどそこまで強いのかなと
思いつつ、多分それは懐疑的というより積極的に判断するのが
面倒だからそういう風に考えようとしてるんだろうなという気も。
USは利上げ打ち止め感があるわけじゃないし、
そんなに上を気にする展開じゃないですよね。
けど夏相場はあるのかもしれない。それは気をつけておかないと。


トレンドができたとこのくぼみをせめるのが私のやり方なんだけど、
最近はトレンドがあるわけではないです。
ボックスの下限を思い切って拾えばいいのだけれど、
底割れしそうな雰囲気を感じて思い切って手を出せない。
上げも下げもなんか中途半端なんですよこの相場は。
その辺が相場のエネルギーのなさを感じるところでもあります。


ACCESSは意外に早い段階でリバウンドしましたが、
あれはなんだか投資意欲を萎えさせます。
そういえばライブドアに引き続いてのMSCBですが、
そんなに彼らは厳しい状態なのだろうかと、変に勘繰ってしまいます。
マザーズのエース級が立て続きにMSCBってことは、
新興は全体として見通しはあんまり明るくないのかなあと。


年末に思い切って動いてみた以外は、去年の4月以降まじめに
投資してないんですが、私は最近ブログ界で多数派を
占めるようになったデイトレーダたちと違って
超気が長い投資なのでそこのところよろしく。
負けなきゃいいのかなという考えを重視してます。


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一時は11000割れ

力のあるデイトレーダーが軒並みやられてるんだから
相当難しい相場なんですね。

ところで、相場を見るときに、チャートの形、業績見通し、

確かに大事ですが、先行指標をなんでもいいから見ておくことです。
先行指標というか、私の場合は先行する銘柄群ですね。
一般的には素材系が先行するといいます。鉄鋼とか。
あと金融とか、半導体。んで小売とか一般消費が後に来て、
証券とかは後に来る銘柄のはずです。


私が目をつけているのは、光通信とACCESSです。
どういう理由か分からないですが、この辺は相場に先行してる感じです。
そして、軟調。この辺が私に投資を躊躇させている要因の1つです。


素材系では新日鉄、JFEとかをチェックしてます。海運も早いようです。
日本郵船、商船三井、川崎汽船。チャートは垂れてます。
金融はメガバンク。みずほ、UFJ、三井住友、三菱。
この中ではUFJの動きが早い印象ですが、軟調ですね。


半導体は、東エレとかディスコとかありますが、
アドバンテストを見るのが順当かな。
会社イメージではエルピーダとか素直に反応しそうですが、
去年上場なので今後に期待ですね。


まあなんでもいいから相場が動き出したときどう動くかを
チェックしておくことは大事です。
私の見てる範囲では、まだ難しいなあという印象。
日銀引き締め観測を受けて、外資が資金を逃がしているという噂も。
だとしたらおっかねーなあ。ゼロ金利解除のときのことを思い出すよ。


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上に抜けた模様

寄り付いてすぐは、どっちに行くのかという感じでしたが、
25日線を上に抜けちゃいましたね。このまま上に行くのだろうか。
ヘッジファンドの決算売りもピークを越したっぽいし、
NYも全体として上に向かってる模様。
住友重機械とか激しく上がってますが、
どのあたりを買ってく相場なんでしょうね。
ハイテクが強めには見えます。
落ち着かない相場が続いてきたので、
どうしても持続性に疑問を持ってしまいます。
銘柄もどれを買うのかよく分からないし。


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TOPIXと均衡状態

チャートは、TOPIXの方がよりきれいな形を描いてます。
4月の下げの後リバウンド、5月に25日線にタッチして、その後は下げ。
25日線は重要な節目のようで、1月も2月もここでタッチして
上げトレンドを維持しています。今は再び25日線のところに戻ってます。
下げトレンドは持続中ですね。抜ければ強いんでしょうけど。
単純に判断するとこんな感じです。
強くても25日線はすぐには抜かない気がします。
もみ合って強さを感じたところで乗ればいいという判断です。


なんていってるうちに、また仕事が立て込んで注文出せない
なんてなりそうだなあ。寄り成りで注文出せそうな単純な展開希望。
場中で判断するのって苦手なんですよ。
ましてやPC向かってないと気持ちがぜんぜん乗らない。


これだけ迷うのは、買いたい銘柄が見つからないからなんだろうなあ。
短期的な上下動は狙えても、長期的に保有できそうな銘柄が

どうしても見当たらない。中小型は強いのもあるでしょうが、

大型株にとっては長いこと厳しい状態ですね。
ボックスが続くというのは相場はゼロサムということ。
誰かの勝ちは誰かの負け。負けが込むと退場しますから、
残った人だけで博打を続けます。

上手い人が残って切った張ったを続けますから
動きも複雑になってきますね。強い相場ってもっと単純に動くと思うんですよ。
銘柄の循環もめまぐるしい。この間まで主役だった銘柄って
ほとんど見捨てられてますよね。


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相場の節目にくると仕事忙しくなる法則

何とかしてくれよ全く。
しかも証券口座のパスワード忘れて外出先で取引できないし。


あと、ホントなら今日あたり、いや昨日でも良かったんだけど、

うんと下げてそこでセリングクライマックスなのに、
なんでNYがあんなに上げるんだよ。しかも3日連続。
底の波形が一致しないから判断しづらいだろ。
東証が嫌な引け方して、しかもNYが下げて、
いや下げなくてもいいから少なくともあんなに上げないで、
市場が悲観の極に達したら買い場なんだけど、
半端なところであんなに上げるとモーメンタムが拡散して
今どういう状態なのか判断しづらくなるんだな。
こういうバラバラな動きすることって
あんまりないと思うんだけどなあ。


まあ、日経平均の11000は、割れてもしばらくしたら
戻ってくる水準であることは明らかだったのだが、
そこで目をつぶって、えいやっと買っておけば
良かったのに、どうしても欲が出るなあ。


外人買い越しといっても、下げたところとNY高で
買いが増えただけで、売りが依然として大きい状態は
実は変わってない。今日も4070万株売ってる。
買いが4390万株来たから買い越しになっただけ。
ただし、カリヨンは225を昨日買い越しで、今日も買い越し。

大きな流れはここが作ってるんだろうな。

アメリカがどうなるか次第としか結局いいようがないのだけど、
市場環境が良くなったかどうかは分からない。
NYだけは反転した模様。


上にしこりがある、反発が急過ぎるというのはもちろんあるけど、
基本的にはボックス相場の継続で、日経平均で11000以下が
バーゲンという前提。これは前からずっと変わらない。 

したがってこの水準だといったいどうなんだろうと。

安い水準だとみんなすぐに買っちゃうねということ。
みんな機動的に立ちまわってて、追証も大して発生してないんだろうな。

信用買い残は、反転するとき増えるらしいし、多いと懸念する人は

いますが大した問題と思ってません。やばけりゃみんなすぐ逃げるんでしょ。


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