株式市場の中期予測 -2ページ目

楽天と村上ファンド

是非については賛否両論あるでしょうけど、

IT事業としての業績見通しに頭打ち感があるからかもしれないですね。

だから、新規事業よりもM&Aに力を入れると。

三木谷氏もホリエモン同様、焚き付けられた感がしますが、

事業そのもののピークアウト感があるから、

目先の違う方面に手が出るんじゃないかなあと。

新興市場の軟調さをみながらそんなこと思った。

ようやく

折り返しかな。

選挙後の見通しは誤るは、9/30、先週金曜、今週火曜と

乗るべき流れに乗り切れず自信が持てなかった。

鉄とか銀行が2番天井の位置かなと思ったものの、

なんとなく嫌なので見たままにしてたら、

その通りになったので、ようやく少し自信回復。

ザラ場の判断は腰が引けるのでこれでいいかなと。

まだまだ荒れると思うので、勝てそうなポイントを

うまく絞り込んで、今度は積極的に動いていこう。

結局リバウンド

また株価位置は高くて調整がどこまでか見えないし、

3連休前ということを考えても引けに下げるのは

大方の予想通りだったと思います。

で、いったん戻すのかそのまま下げるのかが

前場の見どころでした。


こういう下げ方だとどうしても寄り底を期待した

仕掛けになるのですが、前場の、もみあって、どっち?

という形だと、見てなきゃいけないし、

なかなか余裕をもって動けないです。

下げは急だったけどボトムフィッシングというには

水準的に高いんですよね。


という訳で、勝負に行くには厳しかったです。

結果上でしたけどね。結果論だしなあと。

リバ狙い

海運、メガバンク、資源といったところを打診してみるか・・・

海運は9104商船三井、メガバンクは8411みずほ、

資源は5707東邦亜鉛、5017AOCといったところ。

建設も気になるけど手を広げ過ぎるのも・・・

原油は下げてるので、AOCを2000円付近で

拾えるなら取っておきたい。


全体の株価位置は依然として高いので、

前場で雲行きが怪しいようなら逃げる。

リバのポイントは一応動いてみて、

それから維持するかどうかを考える。

ラマダン入り

一連の相場を支えてきた主役はオイルマネーですが、

ラマダン入りすると資金流入がぴたっと止まるという習性があるそうです。

そして今月、すなわち今週からラマダン入り。

さらに、米国はミューチュアルファンドのタックスロスセリングの月でもあります。

その辺が、今週に入って如実に出てるようでもあります。


オーバーシュートの後のアンダーシュートはあるなあと思い、

怖いなと思って上げ相場も見送ってきましたが、

昨晩の米国、今日寄ってからの日本市場は思いのほかという感じです。

売りから入りたい銘柄は仕手性が強くなってるし、

なんとなくやりにくいです。

投機として

投機として市場を見るとき、大事なのは水準の高低ではなくて、

予測可能性です。上がる見込みが高ければ買うし、

下がる見込みが高ければ売るだけです。

結果として上がったわけですが、それは事前に予測できたのか?

となって予測できないならそれは買えないわけです。

予測できたなら買うべきだったとなる。


今の市場動向ならバイアンドホールドが戦略として有効そうですが、

長期トレンドは結果としてしか分かりません。

そのリスクを除去するためにポジションを変化させるわけです。

しかしそのリスクはある程度限定しないと

大きな波を取れなかったりします。

じっくり見て集中しないといけない局面もあるし、

なかなか取り組みが難しいです。

資金の集中流入

欧州は政局不安定、米国は景気の腰が弱い、

その他中国をはじめ各国ともにあまり先行きが

好ましいとはいえない中に、自民党が圧勝。

過剰流動性の中、日本市場が相対的に浮き上がったことで

資金が集中流入した形ですね。


この大きな資金を受け止めることができるセクター

が狙われた形です。メガバンク、鉄鋼など。

テクニカルもへったくれもなく資金需給が続く限り続く相場で、

節目がどこか見当たらないと傍観するしかありません。

3月に近い形かな。オイルマネーの動き方は覚えておかないと。


資金が大型に逃げれば新興は垂れてきます。

流れが変わればここに戻ってくるんだろうな。

よくわからないのでこの辺を見ておこう。

資源株については、原油はいったん調整だと思ったんですが・・・

見てないうちに・・

見てないうちに市場が動いてますね。

資源系は外さずもってたほうが良かったんだろうなと

思ってましたが思ってた以上に上いってます。

しかし原油は放出決まって一旦調整かと思いきや

ハリケーン乱発ですか。アメリカ呪われてんじゃねえか。

なんだかもうかくことないや。

入り直すポイントを探りたいけど全体が

上放れちゃってどうしていいか分からん。

まあサイバーAは逃げるポイントが、今回はうまくいったこと、

日証金があり得ないところで上に行ったのに対して

空売りせんで済んだことを考えると、こんなもんなのかなあ。


ノーポジなので、損はしてないから気を取りなおして次に備える。

回転させることは考えない方がいい相場なのかもしれません。

ポジションゼロ

ある程度戻したので、含み損をようやく切ります。


4751 サイバーA 44.3万円(売り、49万くらいで買い)


着地点が分からなかったのでこらえてたらずいぶん下まで行ったよ。

しかも含み損があるとなかなか積極的に仕掛けにくいし。

千代田化工なんて利益確定を急いだらあんな上まで行っちゃって。

とはいえ、ポジションゼロでようやく動きやすくなったということで。

今週は下げの週のはずと踏んではいます。

半期ごとの取引最終週だし。NYは上がったけど。

8月もそうだったし、アノマリーは割と生きてるように感じる。

市場上げてるのに確定利益大したことない。なんか下手だなあ。

自民党 広報戦略の勝利

ワンワードポリティックスとか負け惜しみのように言う人がいますが、
端的に言うとコピーライティングに成功したということでしょう。
「郵政民営化」たった漢字5文字で自己表現してしまったわけです。


すんなり受けとめることができればそちらになだれを打つのも、
最近のプロモーションの典型です。
音楽CD不況だと言うのに、一昔前ですが宇多田ヒカルや浜崎あゆみには
売上げが殺到した。Jリーグダメでも日本代表は人気、
野球だって、イチローや松井は人気です。一極集中が最近の趨勢です。


民主党の「政権交代」というキーワードは20世紀に寿命が切れてます。
けど自民党には守旧派政党というレッテルが張られていました。
民主党に思いを馳せるのはバカらしいと思いながら相対評価で民主でした。
バカらしいから投票もいかず、投票率も低かった。
この弱い敵が相手だから、プロモーションに成功すれば圧勝します。


このように広報戦略は重要なわけです。
広報とはコミュニケーションです。と同時に意志表示でもあります。
意志はあっても端的に伝えなければ伝わりません。
民主党は分厚いマニフェストとやらを用意してましたが、
これをコピーライティング化しなければならなかった。

年金やりますじゃなくて年金をどうするのか、端的に説明しないと。
自民=伝わった、民主=伝わらない、じゃ勝負にならない。
いいものをつくるだけじゃなくて、適切にプロモート
しないといけないのはビジネスも政治も同じです。


ここで大差がついたのが明暗を分けたような。
民主もここで勝たないまでも五分には戦わないと。
こういう新しいテーマで自民に負けてちゃ話にならんな。